小鳥と猫の物語
※注意※
擬獣化の小話です。ボッツもディセップも仲良くコメディ。地球に似たどこか。リベンジ前のような後のような、ROSからサンクラ参戦していたりのごちゃまぜ。
カップリングは確定しているのが、メガオプメガ。後は色々あると思います。雑食。
1の頃から獣な彼らを妄想しては悶々としていて、リベンジで卵だの、より鳥っぽく進化したスタスクだのラヴィッジだの出て、とうとう爆発しました。あと、ナショナルジオグラフィックの猛禽類とハンターの奴を見たのが決めてだったかもしれません。
夕陽をバックにエンパイヤーステートビルの天辺に止まっているスタスクとか、獲物を狙うために溜め行動をしているバリケードとかすごく…絵にしたいですが、描けないので、字でやってみようかと。
実写の大きさを参照にしていますので、大型肉食獣(乗用車タイプ)と猛禽類(戦闘機型)がほぼ同じ大きさだったりします。
あと似た動物であって、そのものではありません。例:隼だけど火を吐くサンクラ、麻痺液を分泌するスタスク。ジャガーだけど一つ目なラヴィッジ。
小話
・ディセップの日常風景 : 鳥たちと触手 09/08/18
・ネコの子育て編 : 猫たち 09/08/21
・お留守番編 : 水色鳥と触手 09/09/03 new
とりあえず、主な登場人物。
トランスフォーマー種について
いわゆる、ミュータント。突然変異種です。
基本、生まれてすぐに親に殺されたり、捨てられたりするので、幼体の生存率はひじょーに低い。成体になれば最強種として生態系の頂点に立てる。
当然ものすごく個体数は低いです。
ディセプティコン
・サウンドウェーブ:謎の生物。触手を生かした生物なんてタコイカぐらいしか思いつきません。とりあえず、謎。ディセップの巣の天井あたりに張り付いている。能力は触手。その魅惑の触手を自由自在に操り、皆をメロメロにする。
拾い癖があり、滅多に外で出ないが出たら何かを拾って帰って来る。例:ラヴィッジ、コンドル等。ネーミングセンスは無い。
・スタースクリーム:隼。タカ目ハヤブサ科ハヤブサ属。
体内機関に麻痺袋を持ち、分泌液を口から吐いたり爪や嘴の毒腺から出す事が可能。
狩りの名手。鳥類最速の名恥じないスピードと精密性を誇る。それなんて白金の星?得意は急降下。狩りに麻痺を使う事は滅多にない。必要ないから。
ディセップを養う為、今日も狩りに精を出す。意外と面倒見が良い。
良く誰彼構わず威嚇しているところが見られる。ギャッギャと叫び、唾を吐くので注意。
・サンダークラッカー:隼。タカ目ハヤブサ科ハヤブサ属。
体内機関に火炎袋を持ち、口から火を吐く。どうやら超音波も出せる模様。
精密行動が苦手で、狩りの時は火を吐きあたり一面を焼け野原にする為、狩り禁止令を出されている。ので最近はもっぱら巣の中で卵を暖める係。
基本ウトウトとまどろんでいて、暇な時はサウンドウェーブに構ってもらっている。
・バリケード:豹。ネコ目ネコ科ヒョウ属。黒変種。
特に突出した能力は無いが、おおむね全てにおいて優れて、特に身体のしなやかさを生かした体術は必見の価値有り。夜行性。単独行動を好み、木登り好き。大変な偏食家。
サウンドウェーブに押し付けられたラヴィッジと良く昼寝している。
・ラヴィッジ:ジャガー。ネコ目ネコ科ヒョウ属。黒変種。
ジャガーの子供。草原でひとり飢え死にしそうだったところ、サウンドウェーブに拾われた。自分では育てられないからとバリケードに預けられる。その為か、サウンドウェーブよりバリケードに懐いている。種族が非常に近いので親と思っているかもしれない。
やはり夜行性で体術に優れ、木登り好き。単独行動を好む種のはずが、バリケードにべったりくっ付いている。なんでも食べる。偶に変なものを食べて苦しんでいる。
・メガトロン:犬鷲。タカ目タカ科イヌワシ属。
空の王者。ディセプティコンを率いるリーダー。現在消息不明。でかい獲物を見つけた、と言い残して消えた。
舅と嫁の争いに疲れたため、渡りと称して逃げたという説が幅を利かせている。しかし厳密には舅と嫁が種の繋がりがあるので、婿養子に疲れた為だとも言われている。
空の王者のくせに良く落ちる。迷う。狩りの腕は超一流なので食うには困ってないだろうと、あまり心配されていない。気が済めば帰ってくるはず。
偶にスタースクリームが狩りのついでに探している、らしい。
・フォールン:ライオン。ネコ目ネコ科ヒョウ属。
じじい。要介護。寝たきり。
オプティマスの祖父に当たるが、とっくの昔に縁を切られ、放浪していたところをメガトロンに合い、妙に懐かれ師弟となった。孫は面倒見てくれませんので(寧ろ殺そうとしてくる)、ディセップにいます。メガトロンが居なくなって肩身狭く暮らしているかと思いきや、やりたい放題やってます。勿論、スタースクリーム達には嫌われてますが、気にせず今日も顎で使う。
実験的に卵を育てさせている。一応トランスフォーマー種のものだと言っているが、実際何の卵かは彼しか知らない。
オートボット
・ジャズ:ピューマ。ネコ目ネコ科ピューマ属。
敏捷性と瞬発力に優れている。すっごい飛ぶ。ポンポン跳ね回る。
自慢は光を受けると銀色に輝く毛並み。手入れは欠かしません。
縄張り意識が強く単独行動を好む種のはずが、やはり彼もバンブルビーと良く一緒に行動している。またバリケードとも良くつるんでいる。ノリが良く人懐っこい。けどなんかたまに黒い。
狩りは得意。その敏捷性と瞬発力を生かして、空飛ぶあいつにもちょっかいかけ、良く返り討ちにあっている。
・バンブルビー:チーター。ネコ目ネコ科チーター属。
とりあえず、速い。瞬発力だけだけど速い。持久力無いけど速い。こう見えて地上最速。でも格闘は苦手、でした。過去の話。バリケードに鍛えられ今はバリバリの格闘派。
長い尾と、硬い肉球が自慢。プニプニしないネコパンチは強烈。爪は何時も出しっぱなしなので、良くジャズが被害にあっている。狩りではジャズと組んで成果を上げている。ジャズがいれば、横取りされなくて済むのでありがたい。グループ行動する種だが、別種のジャズやバリケードと良くつるんでいる。
何故かラヴィッジに怖がられているような気がする最近。仲良くなりたいのに避けられている。出しっぱなしの爪に原因がある事に彼は気付いていない。
・オプティマス・プライム:ライオン。ネコ目ネコ科ヒョウ属。
陸の王者。オートボットを率いるリーダー。
普段は良く寝ていて穏かだが、偶に動くと凄い。狙われたら諦めるしかない。何故か、切れている時は執拗に顔面を狙う。
フォールンはあれでも一応祖父。その事実を彼の顔面と共に潰してやりたい。折角縁を切ったのに、何故旦那の親父みたいな顔をしてそこにいるんだ。
蒸発した旦那を追う気はない。帰って来ると信じているから。勿論、沢山の土産はあると信じている。手ぶらで帰ってきたらどうなるかは、きっと皆知っている。